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足場工事をする際に、面積はどう計算する?組立方法あわせて解説

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一般住宅はもちろんのこと、さまざまな建物を建設、点検や塗装の際には「足場」の存在が不可欠です。

では、足場工事を行う際に必要となる「足場面積」とは、一体どのように計算しているのでしょうか。

 

今回の記事では足場面積に注目し、足場の組立方法についても触れていきます。

ぜひご一読ください。

 

足場工事に必要な「足場面積」とはどのようなもの?

建物の建設やリフォーム、塗装時などに欠かせない足場は、足場工事と呼ばれる工事で設置~解体までが行われています。

足場を組立する場合、思い付きでその場で鋼管を繋ぎ、上へと組み上げていくわけではありません。

 

緻密に計算を行い、事前に設計図も作ったうえで現場作業に臨みます。

 

足場はかつて木材(丸太)が使用されていましたが、現在ほとんどの現場では「鋼管」が使われており、建物と一定の距離を置きながら組み立てる必要があります。

 

近すぎると足場内で移動する際に資材が建物にぶつかってしまうおそれがあります。

そして、遠すぎると塗装などの作業が届きにくくなってしまいます。

 

そこで、足場面積を算出したうえで、適切な距離感を取りながら足場の設置を行うのです。

足場面積は必要な資材数や足場代金の算出にも必要です。

 

足場面積はどう算出するの?

では、足場面積はどのように算出すれば良いのでしょうか。

足場の面積は作業を行う建物の外周がわかっていれば、簡単に算出することができます。

 

足場は建物よりもゆとりをもって組み立てる必要があるため、作業予定の建物よりも大きくなります。

大きさは、建物の外周よりも「0.5メートル」余裕を持たせます。

 

では、以下で例を挙げながら足場面積の計算をしてみましょう。

 

足場面積を実際に計算してみよう!

まず、仮に縦5メートル、横10メートル、高さが7メートルの住まいと仮定します。

足場の面積は、足場の外周の算出から始まります。足場は上記で説明のとおり、「0.5メートル」を目安に建物から離して組立をします。

 

住まいの外周を算出し、そこから0.5メートルを加算すれば足場の外周が出ます。

 

つまり、この例では縦について「5メートル+0.5+0.5」×2、横について「10メートル+0.5+0.5」×2で算出できます。

足場の外周は縦が6メートル×2で12メートル、横は11メートル×2で22メートル、合算すると34メートルです。

 

さて問題はココからです。

ここまでの計算はあくまでも足場の外周の算出に過ぎません。

 

足場は家の高さも配慮する必要があるため、足場の外周を算出出来たら、次に高さをかけます。

高さをかける際にも、0.5メートルを加えましょう。

 

つまり、今回の例では高さが7メートルなので、7.5メートルをかけます。

34メートルに7.5をかけると、足場面積の答えは「255平方メートル」であるとわかります。

 

いかがですか、住まいの外周さえわかれば、足場面積は簡単に計算できます。

この足場面積の計算方法をもとに、必要な人件費や部材代金なども加えて、足場の費用が確定します。

 

さまざまな足場会社がありますが、基本の足場面積の算出方法を知っておけば、気になる費用を問い合わせするときに役立つでしょう。

 

坪数に応じて足場面積の算出も可能

さて、上記では足場面積の計算方法を、具体例を挙げて解説しました。

しかし、住まいの外周はすぐにはわからないという方も多いでしょう。

 

しかし、慌てる必要はありません。足場面積には坪数をもとに算出する方法もあります。

例えば、日本の地方の住まいによく見られる30坪から40坪程度の場合は、足場面積は185~230平方メートル程度の範囲内で収まります。

 

25坪程度の大きさの建物の場合は170~184平方メートル程度です。(いずれも参考階数は2階、高さがあれば足場面積も変わります)

 

足場の業者によっては細かく面積の算出数字は異なりますが、坪数の目安をもとに問い合わせをしてみることもおすすめです。

丁寧で明朗会計の業者なら、きっと足場面積に関しても丁寧に解説してくれますよ。

 

足場はどうやって組み立てするの?基本の流れとは

新築時はもちろんのこと、住まいのリフォーム時には欠かせない存在の足場は、一体どのような流れで組み立てていくのでしょうか。

基本の流れは以下のとおりです。

 

1.お問い合わせ

足場は何もない所に需要が生まれるわけではありません。

一般住宅の外装工事や、塗装工事、屋根工事やテナントの修繕工事などで活躍します。

 

一般住宅の施工主の方から直接ご依頼いただくよりも、工事の請負業者からお問い合わせが入ることで足場工事がスタートします。

必要な現場などをヒアリングし、次の工程へ進みます。

 

2.現場の確認と見積もり

お問い合わせ時に費用の見積もりを行うこともありますが、現場の確認を経て見積もりの提案をすることが多くなっています。

敷地の大きさや建物の形状、資材搬入のスペースなどによっては費用が変動するためです。

 

見積もりのご提案後に了承を頂けたら、契約に移行します。

 

3.契約、設計

見積もり後、双方が同意したら契約です。契約後は施工日などの具体的な工程の作成に入ります。

また、必要な資材数や人員数を把握するためん位も設計図を起案し、施工に向けて準備を進めます。

 

4.施工開始

いよいよ施工開始です。足場は組立後に外壁塗装などの具体的なスケジュールも決まっているため、早急に作業を行う必要があります。

施工の前には近隣の方々に騒音の発生や予定施工日時などを伝えておくことで、トラブルを回避します。

 

今後のご近所付き合いにも影響するため、足場の組立会社からご案内を配布することもあります。

しかし、基本的には施工主の方から近隣の方々へお伝えしておくことがおすすめです。

 

特にくさび緊結式足場を使う現場は、ハンマー音が発生するため周辺への配慮は欠かせないでしょう。

 

5.設置と解体

施工後に足場の設置が終わると、必要な作業がスタートします。

例えば、外壁塗装なら塗装業者が入り、塗装の作業を始めます。

 

塗装が完了後に足場が不要になったら、今度は迅速に解体作業を終えます。

一般的な戸建住宅の場合、設置は半日から1日、解体も半日程度で完了します。

 

まとめ

この記事では、足場工事を実施する際に知っておきたい「足場面積」について詳しく解説を行いました。

足場面積の算出は、意外にも簡単で建物の外周が分かれば算出できます。

 

足場の見積もりを行う際には、複数の業者に依頼をして比較してみることがおすすめです。

費用はもちろん、工程に関してなどお気軽にお問い合わせください。

 

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