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足場工事の基本の流れはこれ!施工の手順を解説します

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美しい建物を1つ、完成させるためにはどんな工事が必要でしょうか。

建物の完成には基礎工事が必要なのはもちろんですが、高所作業を完成させるために「足場」の存在が必ず必要です。

 

しかし、普段の生活では足場工事を深く知る機会は少ないものです。

そこで、この記事では足場工事の基本の流れについて解説します。

 

足場の施工の基本的な流れとは

建設現場のサポーターとして重要な立場である足場ですが、あっという間に完成し、すぐ縫解体されていくので、なかなか足場をじっくりと外部の立場から眺める機会は少ないものです。

しかし、足場には念入りな打ち合わせと確かな技術による組立・解体があり、とっても奥深い施工です。

 

多くの職人の命を預かる足場は、どうやって完成するのでしょうか。

 

足場の第一歩は問い合わせから

一般住宅の完成には大手のハウジングメーカーや工務店などが携わっていますが、全てを自社内で一括して完成できるわけではありません。

必要な工程を外注することにより完成させており、足場に関してもその1つです。

 

現場に足場が必要となった場合には、まず足場が必要となった現場や必要な日程に関して相談が必要です。

足場業者の多くはたくさんの現場を抱えており、常に資材にゆとりがあるわけではありません。

 

問い合わせを受けて、対応できる場合には具体的な打ち合わせのステップへと進みます。

 

現場での打ち合わせへ

次のステップは具体的な現場での打ち合わせです。

この工程は概算の見積もりを経た後に行われることが一般的です。

 

現場での確認は、足場のサイズ感や資材、土壌の品質などを確認しながらどのように足場が完成するのか確認します。

足場はどうしても組立に必要なスペースを確保する必要があるため、念入りに現地調査を行った上で具体的な足場の計画へと移行します。

 

計画と契約

現地での調査を終えると、具体的な施工計画の立案へと移行します。

打ち合わせで得た情報をもとに起案し、必要な資材数や人材を計画します。

 

計画後には具体的な見積もりを作成し、足場を必要とされる方と正式に契約します。

希望日が近い場合には、契約後早急に準備並行します。

 

事前準備

必要な希望日が到来する前に、足場作業でご迷惑をおかけする近隣の方々へお知らせを配布したり、使用させてほしい道路や駐車場に関しての準備を行います。

事前準備にぬかりがあるとその後大きなトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。

 

施工

希望日が到来したら、早速足場の工事を実施します。

作業工程は計画に沿って行い、スピーディーに実施します。足場の組立てに関しては養生を行い、近隣の方への防音対策も行いながら進めます。

 

施工が完了するとしばらくの間は別の建設業者が足場内を闊歩し、作業に従事することになります。

 

解体

足場作業が完了したら、速やかに解体作業へと移行します。

足場の解体が終わると現地を綺麗に清掃し、次の工程に間に合うように撤収を行います。

 

このように足場工事は現場の確認から解体までが基本です。

建物の完成に直接寄与する工事ではないからこそ、迅速に組立を完了し、迅速に解体までを完了する必要があります。

 

一般住宅はもちろんですが、大型建築の現場では足場の解体後も色んな工事作業が待っているため、足場はすぐに解体しなければなりません。

安全を確認しつつ、スピード感をもって挑む必要がある仕事なのです。

 

足場の作業にはどのぐらいの時間が必要なのか

足場工事の流れは上記のとおりなのですが、次に気になるのは「どのぐらいの時間」で足場の組立と解体が可能なのか、という点です。

 

一般住宅に必要な足場に関しては、非常に迅速に組み立てることができます。

目安としては40坪程度のよくある住宅ですと、約4時間程度~約5時間程度の作業時間があれば完成します。

 

もちろん現場の状況によっては上下することがあります。

解体に関しても類似した時間がかかることが多く、解体だからと早く終わるわけではありません。

資材を撤去して清掃までを終える必要があるため、組立とほぼ同様の時間がかかります。

 

足場にはどんな種類がある?現場に合った施工を

日常生活で目に留まりやすい足場は、一般住宅の建設現場に立てられている足場ではないでしょうか。

足場に関しては普段色んな種類があることを想像しにくいですが、意外とたくさんの種類が存在しています。

 

そこで、ここからは足場の種類についてご紹介します。

 

単管足場とは

住宅街であまり隣接する家との間にスペースが確保しにくい場合には、単管足場と呼ばれるものが使用されます。

単管足場は非常にシンプルな足場でパイプを使って組立をする足場です。

 

施工はちょっと時間がかかるのですが、コストが安く組立を行う職人によっては大変好む方が多い足場です。

外壁塗装の現場などでよく使われており、ポピュラーな足場です。

 

くさび緊結式足場とは

近年スタンダードな足場として広く普及しているのが「くさび緊結式足場」です。

この足場は先に紹介をした単管足場よりも組立が簡単で、ハンマー1つで組立を終えることができます。

 

しかし、ハンマーで組み立てる際には打ち込む音が周囲に響くため、騒音がちょっと気になるのも事実でしょう。

迅速に組立ができることが魅力的な足場ですが、その反面スペースも必要であるため、単管足場よりもゆとりをもって使う必要があります。

 

単管足場とくさび緊結式足場は「足場の流れ」の中でご紹介をした現地調査の中で判断をすることもあります。

必要な資材や足場を見極めるためにも現地調査は欠かせません。

 

吊り足場とは

ユニークな形状をしている吊り足場とは、橋の工事などの際に使われる普段はあまり目にする機会が少ない足場です。

一般住宅の建設現場では見る機会が少ない足場ですが、足場を下から組み立てることができない現場では重宝されています。

 

例えば歩道橋の補修工事などでも活躍しているので、普段のドライブ中に目にする機会があるかもしれないですね。

 

足場の流れは建設現場全体を支える1つの工程です

冒頭にも触れましたが、建物を建てていく中では高所作業がどうしても発生します。

塗装や屋根の取り付けなどは足場の存在が欠かせないものです。

 

足場工事の流れ自体は建設現場の中でほんのわずかな作業に過ぎませんが、多くの作業者が従事できるように安全な工事を実施する必要があります。

足場は縁の下の力持ちなのです。

 

まとめ

この記事では足場工事について基本的な流れを解説しました。

足場は普段目にする機会の少ない設備ですが、だからこそこの記事をきっかけに親しみを感じていただけたら幸いです。

 

足場は縁の下の力持ちとして、今日もいろんな現場で活躍しています。

 

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