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足場工事にはどんな職種があるの?職人の仕事に迫ろう!

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屋根や外壁などはもちろんのこと、公共工事や大型施設などでも欠かせない足場ですが
現場では実際にどんな職人たちが働いているのでしょうか。

 

足場にも実は色んな職種があり、個性豊かな仕事です。
そこで今回は職人たちの仕事に迫り、足場関係の職種についてスポットを当てていきます。
ぜひご一読ください。

 

足場に関係する職人はどんな職種に属するのか

建設現場には色んな種類の仕事があります。
一般住宅の建設でいうと、基礎工事を行うコンクリート工事の職人がいます。

 

土間屋や型枠職人と呼ばれるような色んな方々が携わっています。

 

家を建てる際には大工がメイン分野のように見えますが
電気工事士や外壁塗装業者、建築板金業なども参加しており
実に多様な職人たちが出入りをし、家を完成させています。

 

その中の1つが足場です。
安全に色んな職人が住宅の建築に携われるように
頑丈で強固な足場を組み立て、必要が終われば速やかに解体・撤去まで行います。

 

ではこの足場だけに携わる職種はどのぐらいあるのでしょうか。
足場工事に関係する職種には、資格を通して理解してみることにしましょう。

 

足場の組立に必要な資格とは

足場に関係する職種の代表的な存在が組立です。

 

足場は安全な技術と確かな知識をもとに組立を行う必要があります。
そのため、「足場の組立等作業主任者資格」と呼ばれる資格が用意されています。

 

こちらの資格は釣り足場をはじめとする足場の高さが
5メートルを超える場合に必要となる資格で
職種で言えば組立に該当します。

 

足場の施工の責任者として活躍しており
現場経験が3年以上従事しなければ取得できません。

 

つまり、足場関係の仕事に従事し施工の責任者を目指すには
下働きの時間が必要、という意味です。

 

しかし、ただ足場の会社に入れば誰でも足場に関係できるわけではなく
通称・特別教育と呼ばれる
「足場の組立等作業従事者特別教育資格」という講習を受ける必要があります。

 

こちらは資格ではなく講習なので
受講を受けて足場の基礎知識を身に付ければすぐに現場作業に従事できます。
足場の職人を目指す場合には特別教育が出発地点です。

 

足場の解体に必要な資格とは

足場は組み立てたらいずれは解体をするものです。
では、解体に関しては職種があるのでしょうか。

 

足場の解体に関しては上記で述べた作業主任者の中に含まれます。
鉄骨関係の解体に関しての職種には
「建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者資格」と呼ばれる資格があります。

 

この資格は、鉄骨をはじめとする足場の組立や解体に必要な資格とされています。
かつては木製だった足場のほとんどが鉄骨の今
必要な資格と言っても過言ではありません。
作業主任者とセットでの取得が望ましいでしょう。

 

足場は非常に危険も多い作業なので
資格が無ければ従事することが難しい仕組みが国の指導により導入されているため
早期の段階から資格を取得していくことが
足場職人としての活躍の場を広げるチャンスとなります。

 

足場関係の求人は未経験から挑戦できるものも多いですが
3年の従事後には作業主任者へのレベルアップを求められることが多く
一方でそのラインを越えればさまざまなレベルの足場で職人として働くことができます。

 

とびの職種と足場職人はどう違っているの?

多くの足場求人や足場工事の現場に関するブログなどを読んでみると
とび仕事に関する表示も並列して掲載されていることがあります。

 

日本においてとび職人の歴史は大変古く
職種自体は飛鳥時代がルーツにあるとも言われています。
確かに日本の古い建築物の中にも大型の寺院や神社は多いため
高所作業ができる職人がいたことは容易に推測できます。

 

とび職は江戸時代に差しかかると花形の仕事として注目され
かっこいい職人の仕事として認知が高まっていったとされています。

 

では、現在においてとびの職種と足場職人にはどんな違いがあるでしょうか。

 

とび職人の定義とは

とび職人は「高所作業をする職人」全般を指しています。
一般住宅やビル、公共工事全般など
建物や構造物は非常に高い場所での作業を要することがあります。

 

こうした高い作業に資材を運んだり、設置したりする仕事全般をとび職と呼んでいます。
つまり、大枠で言えば足場組立も高所作業なのでとび職とも言えますね。

 

とびの職人の中にも得意不得意によって受ける仕事は異なっており
足場工事全般を得意とする職人もいれば
型わく支保工の業務をメインとしている職人もいます。

 

この辺りはとび職個人や業務を請け負う企業によって差異がある点です。
ニッカポッカのかっこいい姿を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

 

とび職人の扱う職種は多岐に渡っているので
もしも目指す場合にはどんなとび職人になりたいか
どんな業務を得意としたいか明確なビジョンを持つと良いでしょう。

 

未経験から目指すとび職にも資格がある

とび職人を目指す方は未経験・職歴不問として広く門戸をあけている企業が多く
独立してとび職人のプロとして働いている方も多数おられます。

 

では、とび職人には足場の作業主任者のような内容の資格はないのでしょうか。
実はとび職にも資格はあります。

 

職人街道を歩む際の1つの目安として取得してみましょう。

 

とび職人には「とび技能士」という国家資格があり
優れたとび職人であることを証明する資格です。

 

この資格があるととびの分野でも幅広い職種に参入できるようになります。
3級から資格が用意されており、未経験から始める場合も
資格を目指していくことでキャリアアップがしやすくなります。

 

2級以降は実務経験もあり、1級には学科試験も設けられています。
かなりの難関資格ですが、足場も含めて
しっかりとした経験を積み重ねれば目指せる資格です。

 

足場工事の職種に挑戦する以上は安全に意識を

足場工事はもちろんのこと、とびの仕事はどの職種においても
高所作業と重い資材を安全に運ぶ作業を行う必要があります。

 

どんな現場でもまずは安全第一に作業を行う必要があるからこそ
資格の取得を国が推奨しているという側面もあります。

 

建築現場はどうしてもケガの多い業界なので
少しでもリスクを減らすために安全な工事を心がけましょう。

 

まとめ

この記事では足場工事の現場で活躍している職種などについて詳しく解説しました。

 

現場に携わるためにはさまざまな国家資格があるので
是非この機会に関心を持っていただけたら幸いです。
足場工事は最初誰でも挑戦できるからこそ、誰もが安全に働ける環境が必要です。

 

資格をきっかけにさらに意識を高めていくことが大切でしょう。

福井県敦賀市で足場工事を請け負う株式会社Y-TRUSTです。当社は一緒に働く仲間を募集しております。 未経験からでも少しずつ学んでいくことで、一人前の職人を目指せます。楽しい雰囲気とストイックな仕事のメリハリをつけて働きたい方はぜひご応募ください。

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