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ー足場工事の設計で失敗しないためのポイント|安全で効率的な現場づくりー

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足場工事の設計とは?

足場工事の設計とは、現場の形状や工事内容をもとに、どこにどのような足場を組み、どれだけの荷重に耐えられるようにするかを計画することです。安全性はもちろん、職人さんが作業しやすいか、材料の運搬がスムーズかといった点も含めてトータルに考えることが重要になります。

足場設計の目的

足場設計の一番の目的は、転落や倒壊などの重大事故を防ぐことです。同時に、作業効率を高めて工期を守ることも大きな役割になります。安全性が不十分な足場は、作業スピードが落ちるだけでなく、職人さんの不安やストレスも増やしてしまいます。しっかりとした設計を行うことで、安心して作業できる現場環境が整い、品質向上にもつながります。

法令・ガイドラインとの関係

足場工事には労働安全衛生法や労働安全衛生規則など、守らなければならない法令が数多くあります。足場の高さや作業床の幅、手すりの設置方法などが細かく定められており、設計段階でこれらを満たしておくことが大前提です。また、メーカーのカタログ値や業界団体のガイドラインも参考にしながら、過去の事故例なども踏まえて設計していくことが求められます。

設計前の調査と条件整理

足場工事の設計は、現場の状況をしっかりと把握することから始まります。建物の形や高さ、工事範囲だけでなく、周辺の道路状況や隣地との距離、電線や看板の位置などもチェックしておくことで、後からの設計変更やトラブルを減らすことができます。

建物形状・工事内容の把握

まずは、図面や現地調査を通して建物の形状を細かく確認します。凹凸の多い外壁や、バルコニー、下屋がある場合は、通常の枠組足場だけで対応できるのか、部分的に単管足場や吊り足場が必要なのかを検討します。また、外壁塗装なのか、サイディング張り替えなのか、補修工事なのかによっても必要な足場の幅や荷重条件が変わるため、工事内容を正しく把握することが重要です。

周辺環境とリスクの洗い出し

次に、現場周辺の環境を確認します。前面道路の交通量が多い場合や、歩行者の通行が多い場所では、落下物防止の対策や防護棚の設置を前提に設計しておく必要があります。隣地との距離が近い現場では、越境を避けるための納まりを検討したり、クレーンや高所作業車の使用条件も合わせてチェックしたりすることが大切です。

足場計画における具体的な設計ポイント

調査内容を整理したら、実際の足場計画に落とし込んでいきます。ここでは、足場の種類選定から配置、荷重条件、職人さんの動線まで、押さえておきたい具体的なポイントを順番に見ていきましょう。

足場の種類と配置計画

足場には、枠組足場、くさび式足場、単管足場などさまざまな種類があります。建物の高さや形状、工事期間、コストなどを総合的に比較し、最適な工法を選びます。そのうえで、どの面から組み立てていくのか、どこまでを一体として設置するのかといった配置計画を決めていきます。コーナー部分や開口部まわりは特に不安定になりやすいので、控えの位置やつなぎの本数を十分に検討することが重要です。

荷重条件と作業床の幅

作業床には、人の体重だけでなく、塗料缶や工具、材料などさまざまな荷重がかかります。どの程度の人数が同時に作業するのか、材料を一時的にどこまで置くのかを想定し、許容荷重をクリアできる部材構成にしておく必要があります。また、作業床の幅は、作業しやすさと安全性を左右する大きなポイントです。必要最小限ではなく、作業内容に見合った余裕のある幅を確保することで、転倒や接触事故のリスクを減らせます。

動線計画と昇降設備

足場の設計では、職人さんがどのルートで昇り降りし、どのように移動するのかという動線計画も重要です。はしごの位置や階段ユニットの配置、通路幅などをあらかじめ決めておくことで、現場での迷いやムダな移動を減らせます。資材の運搬経路も含めて検討し、行き止まりが多い足場にならないように注意しましょう。

安全面を高める設計の工夫

足場工事は高所での作業が中心になるため、設計段階から安全面を強く意識しておくことが欠かせません。ここでは、転落や落下物を防ぐための具体的な工夫と、工事の最終段階である解体まで見据えた設計の考え方を紹介します。

転落・落下防止のための配慮

足場の外周には、手すりや中さん、腰板を設け、作業床と建物の間に大きな隙間をつくらないようにします。開口部や階段まわりなど、転落の危険が高い場所には、あらかじめ養生ネットや開口部の塞ぎ方を図面に明記しておくと現場で迷いがありません。さらに、シートの張り方や結束方法も設計時に決めておくことで、強風時のバタつきやめくれを抑え、部材の緩みや落下を防ぐことができます。

解体まで見据えた計画づくり

足場は組み立てて終わりではなく、工事完了後に安全に解体できなければなりません。解体時の作業スペースが確保できるか、クレーン車やトラックの配置は問題ないかなどを、設計段階から確認しておくことが大切です。特に狭小地や高低差のある土地では、解体手順を想定したうえで部材の種類や長さを選ぶことで、安全かつスムーズな撤去が可能になります。

設計図面と施工体制の連携

どれだけ良い設計を行っても、現場に正しく伝わらなければ意味がありません。設計図面や計算書に必要な情報を盛り込み、施工を担当する職長や作業員としっかり連携することで、安全性と効率性の両方を高めることができます。

施工図・計算書に盛り込む内容

施工図には、足場の立て方、つなぎや控えの位置、昇降設備の場所、養生の範囲などを分かりやすく記載します。必要に応じて、荷重計算書や構造計算の結果も添付し、なぜその仕様になっているのかが分かるようにしておくと安心です。特に大規模な現場や長期工事では、設計意図を明文化しておくことで、担当者が変わっても同じ基準で判断できるようになります。

現場とのすり合わせと設計変更

実際の現場では、周辺環境の変化や発注者からの要望変更などにより、当初の設計通りに進まないこともあります。そのような場合でも、独断で足場を変えてしまうのではなく、設計担当者と相談しながら図面や計算書を見直すことが大切です。小さな変更に見えても、安全性に大きく影響するケースがあるため、設計と現場がこまめに情報共有する体制を整えておきましょう。

まとめ|足場工事の設計が現場の品質を左右する

足場工事の設計は、現場の安全性だけでなく、作業効率や仕上がり品質にも大きな影響を与えます。建物形状や周辺環境、工事内容を丁寧に確認し、法令やガイドラインを踏まえたうえで、足場の種類や配置、荷重条件、動線計画を総合的に検討することが大切です。設計図面と施工体制の連携をしっかり行い、解体まで見据えた計画を立てることで、事故のない、安心して任せてもらえる現場づくりにつながります。

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