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足場工事と仮設工事|この2つの用語に違いはあるの?

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建物の高所作業に欠かせない存在の足場を設置する際には、「足場工事」が行われています。

足場は細かい部材を組み立てて完成させるものです。

 

足場に関する工事について調べていると、「仮設工事」という言葉にも出会います。

では、足場工事と仮設工事はどう異なるのでしょうか。

 

足場工事と仮設工事にはどのような違いがある?

住まいの外壁塗装工事や、屋根のリフォーム工事にも欠かせない足場は、建設現場における「作業スペース」のような存在です。

 

足場は建物の形状に沿うように設計するため、組み立てる前は細かい部材として存在しています。

必要に合わせて、住宅だったりテナントだったりと、柔軟に設計して組み立てていくものです。

 

マンションなど高層の建物にも足場は必要不可欠であり、近年では昇降式の足場も登場しています。

人間の背丈には限界があり、梯子では不安定な作業となるため今後も足場はいろいろな現場で必要とされるでしょう。

 

では、足場工事について調べていると頻出する、「仮設工事」とは足場工事とどう異なっているのでしょうか。

 

足場工事と仮設工事の違いとは

足場工事は建物の形状に合わせて足場を組み立て、作業が終了したら解体する工事を指します。

設置から解体までの一連をまとめて、足場工事と呼びます。

 

仮設工事とは足場や現場のトイレ、事務所など、一時的に必要に応じて設置するために行われる工事を指します。

 

工事現場には、長期間の工事が必要な場合には休憩や事務室を兼ねた現場事務所が設置されたり、仮設のトイレが置かれたりします。

 

作業に必要な車両を置くための駐車スペースも仮設工事で整備される場合があります。

 

足場において仮設工事と言われるのであれば、足場工事と同じ意味です。

仮設とは仮に設置する、という意味があります。

 

足場はご存じのとおり、一時的な作業スペースとして組み立てられるものであり、仮設工事の一種です。建物の塗装やリフォームなどが終わったら、早急に撤去されていきます。

 

あくまでも臨時の構造物に過ぎないため、仮に置かれているものです。

なお、仮設工事はいろいろな工事現場で使われている用語です。

 

電気工事においては「仮設電気工事」などの名称も頻繁に使われています。

これは工事現場で使用する電気を一時的に引き込むための工事を意味します。

 

仮設とは大変便利な用語なので、多くの場面で使用されているのです。

 

架設工事とはどのような意味?

では、仮設工事と架設工事にどのような違いがあるでしょうか。

仮説は先に触れたように、臨時でいろいろな構造物を置くための工事でしたね。

 

架設工事は発音こそ同じものの、施工の内容はまったく異なります。

架設とは橋をかけるという意味があります。

 

橋の工事全般を架設工事と呼びますし、足場においては足場と足場の間をつなぐという意味はあります。

橋の本体を架ける、渡す等の意味もあります。

 

仮設工事と比較するとそこまで頻出する用語ではありません。

 

足場工事にさらに触れてみよう!仮設現場の実態とは

足場工事は仮設足場工事とも呼ばれており、建設現場に欠かせない工事です。

 

では、ここからは「仮設現場」をさらに身近に感じていただくために、足場工事の具体的な施工内容について詳しく解説します。

 

足場工事は誰が発注しているの?

注文住宅を購入したことがある、あるいは外壁や屋根のリフォーム経験がある方は、身近に仮設足場工事を眺める機会があったかもしれません。

 

しかし、ほとんどの方は足場に関する工事を直接業者に発注していないのではないでしょうか。

 

お知り合いの方に足場工事関係者がいれば別ですが、多くのケースではハウジングメーカーや塗装業者がメインとなる業務をお客さまとの間で契約し、その後、業者が自ら足場業者に仮設を依頼します。

 

業者によっては子会社など、自社の関連企業が足場を仮設工事していくケースもあります。

 

例えば、新築住宅を建設する場合には、施工主の方はハウジングメーカーや工務店、建築事務所などと契約を結びます。

 

施工を請け負った側は、その後必要に応じて基礎を担う業者や足場業者、塗装業者などに仕事を依頼し、最後に1つの住まいが完成します。

 

建設現場の多くは分業で成り立っているため、施工主の方が直接足場工事を依頼することは少ないのです。

 

足場工事にはどのような種類があるの?

足場工事にはいろいろな種類があることはご存じでしょうか。

足場は一見するとすべて同じ種類に見えるかもしれませんが、決してそうではありません。

 

足場工事には以下のように種類があります。

 

1.単管足場とは
単管足場とはスタンダードな足場工事の1つです。

単管と呼ばれるシンプルな鋼管を組み合わせて足場を構築していきます。

 

現在は作業床に当たる部分がないため、主流ではありません。

鋼管の上で作業者が作業に従事する必要があるため、安全の視点で見ればそのほかの足場よりも大変危険な足場です。

 

しかし、隣接する建物との間に余裕が無かったり、建物の形状によっては単管足場を採用します。

特に密集傾向のある都市部では重宝されている足場です。

 

2.くさび緊結式足場とは

現在主流となっている足場の1つです。

くさび緊結式足場は通称・ビケ足場とも呼ばれています。

 

ハンマー1つで軽やかに組み立てることができるため、工事の作業効率に優れている足場です。

耐久性にも優れているため、全国で広く使用されています。

 

ただし、作業にはスペースを要することもあり、単管足場の方が汎用性は高いと言えるでしょう。

 

3.枠組足場とは

作業に必要な部材は多いものの、高層にも対応できる枠組足場もまた、スタンダードな足場の1つです。

さまざまな部材を組み立てることにより、重厚感と安定性がある足場を完成させることができます。

 

そのため、作業が多い新築の構想の建物などにも欠かせない存在の足場です。

 

このほかに、橋梁工事などに頻繁に使用されている吊り足場や、いろいろなイベントの仮設工事などの際に使用されている移動式足場なども存在しています。

 

いかがですか、実は足場にはとってもユニークなものもあり、いろいろな場所で大活躍しているのです。

 

これから足場の仮設工事現場を見る機会があったら、「これはどのような足場かな」と足を止めて眺めてみてくださいね。

 

まとめ

この記事では足場工事と仮設工事という2つのキーワードに触れながら、足場工事の全般の概要についても解説しました。

 

建設現場にはいろいろな用語が存在していますが、仮設と架設のように、同じ音で意味が異なる言葉もあります。

また、足場そのものにもいろいろな種類があります。

 

ぜひこの機会に、さらに足場や足場会社に関心を深めてみてくださいね。

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