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足場工事は危険が多いけど、雨の日にも工事は行っているの?

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住宅建設の現場を通りかかると、テキパキと足場が組み立てられている時がありますね。

 

足場は外壁塗装や屋根の設置など、さまざまな作業に必要なものですが、
危険も多く慎重に設置を行う必要があります。

 

では、足場工事は雨の日にも行っているのでしょうか。

 

この記事では足場工事と天候の関係に焦点を当てていきます。

 

足場工事に天候はどのように左右している?

工事現場は色んな業者が出入りをしています。

 

例えば住宅建設では基礎工事に関してコンクリートが使われているため、
型枠やコンクリートの業者が出入りをしていますし、大工や塗装業者などが家を作り上げていきます。

 

電気工事や水道工事も欠かせない存在ですね。
このように住宅の建築は施工主からすると1社のハウジングメーカーや工務店に依頼をしたとしても、
そこから様々な業務分担が外注されており、それぞれの得意分野を持つ職人たちが依頼を受けて仕事を行っています。

 

足場に関しては高所作業を行う職人のために用意をする必要があり、
足場の専門業者が住宅に沿うようにして組立てを行います。

 

そこで1つ問題があります。足場工事に関しては天候がどのように左右されるか、という点です。

 

結論から言うと、足場工事は「雨天決行」です。
というのも多数の職人のスケジュールに配慮をしており、雨程度の天候なら工事は実施しています。

 

足場工事の天候にはルールもある

足場はタイトなスケジュールの中で一気に組み立てる必要があります。

 

周辺住居や店舗にも告知を行っているため、基本的に雨でも関係なくドンドン仕上げるのですが、
実は足場工事には天候に関するルールもあります。

 

足場は鋼管をハンマーで打ち付けるようにして組み立てるなどの方法が主流ですが、
あまりに天候が不良の場合にはまだ組み立てられていない資材が倒壊したり、
作業中に人や資材が落下したりと色んな問題が生じる可能性があるため、中止になることがあります。

 

ではどうやって天候を判断しているのか、というと「労働安全衛生規則」に定められています。
主な基準は以下の通りです。

 

①強風の基準とは 10分間の平均風速が毎秒10メートル以上
②大雨の基準とは 1回の降雨量が50ミリメートル以上

 

この他に大雪や震度4以上の地震なども含まれています。

 

台風や地震などの影響は特に受けやすいので
足場組立の前には天気図とにらめっこを繰り返すことが多くなります。

 

この他にも突風の場合や急な天候不良がある場合は現場で判断をすることが必須です。

 

スケジュールを考慮するとテキパキ進めたい足場工事ですが、
人命はもちろんのこと倒壊してしまうと施工主や近隣住居にも甚大な損害を与えてしまうため
十分に気を付けて工事を進めていく必要があります。

 

急がば回れ、ということですね。

 

滑りやすい現場で注意すべきことはどんなこと?

さてここまで、2点のことをお伝えしました。

 

1つは「足場工事は雨天でも決行されること」、
もう1つは「一部の悪天候時の作業は労働安全衛生規則で規制されていること」です。

 

つまり、規制されていない天候なら現場の判断で足場工事は行うことになります。
塗装なども雨天時に行うこともあるので、この点は会社や現場の判断に大きく差異がある部分です。

 

では、雨でも足場工事を行う場合には、どのような点に注意をしながら行うと良いでしょうか。
次に雨天時に気を付けたいポイントをご紹介します。

 

滑り止めマットなどの対策を導入

足場工事を雨天時でも安全に行う場合には、
滑り止めマットやテープなどの対策グッズを導入する方法があります。

 

特にテープ類は剥がして簡単に貼るだけなので、手間がかからず簡単です。

 

雨の作業以外でも、風がきつい場合は足元がぐらつきやすくなるため
こうした対策グッズを導入すると良いでしょう。

 

階段の上り下りがある場合には、雨水が滞留しやすい場所に
滑り止めマットを敷いておくことで作業効率もアップします。

 

値段も良心的な価格帯から販売されているので、足場業者は必須のアイテムとも言えますね。

 

足場板に工夫をしよう

対策グッズは応急処置におすすめですが
「足場板」に滑り止め対策があるものもおすすめです。

 

足場工事や作業時に欠かせない足場板は、滑り止めラバーが付いている対応が販売されています。

 

つるりとした板状は危険なため、天候に負けない足場作業を実現するには
こうした足場板製品のセレクトにも安全を求めましょう。

 

作業者は滑り止め効果のある安全靴を

多くの作業者が履いている安全靴は元々滑り止めの効果があるものが多いですが、
長い期間使い込んでいると靴底がどんどんすり減ってしまい、滑りやすくなってしまいます。

 

安全靴は命綱と同様のもので、定期的に確認をし、
滑り止めの機能が低下していないか確認をすることがおすすめです。

 

地域によっては積雪時にも足場工事は実施しているため、
防寒・某雨効果のあるものも販売されています。

 

会社側が作業者の靴まで把握していないことがあるかもしれませんが、
危機管理能力を高めるためにも雨具や安全靴の点検も日常の点検で実施しておくことがおすすめです。

 

また、靴底にはぬかるんだ土や雨が滞留しやすいので、作業中は注意しましょう。

 

意外と重要?防寒対策も

雨や風の中で足場工事を実施していると、
実際の外気の気温よりも体感温度が低いことがあります。

 

作業者の身体が強張ってしまうと、資材を落下させたりケガをしたりする可能性も高くなります。
人は適度に温かい方が手足も動きやすく作業しやすいですよね。

 

必要以上に寒さを感じてしまわないように、現場作業を行う際には防寒対策も行いましょう。

 

例えば、梅雨時期はよほどの豪雨でないと工事を行うことが多いですが、
十分に防寒対策をしておくことが大切です。

 

6月といっても寒いこともあるので、しっかりと衣服類に関しても対策を講じていきましょう。

 

足場工事の難敵は風?メッシュシートには注意を

足場工事においては雨よりも強風の作業に苦心することが多いのが実情です。
強風は足場の倒壊リスクも上がってしまいます。

 

また、作業者も不安定な体勢を強いられることがあります。
服が膨らんでしまうと衣服の内部で膨張してしまい、バランスを崩す可能性もあるからです。

 

足場工事を風の中で行う際には
メッシュシートを風の強さのパターンに合わせて畳むことで対策が可能です。

 

風にも十分気を付けて作業を行いましょう。

 

まとめ

この記事では雨の日の足場工事に関して、さまざまな視点からご紹介しました。

 

安全な足場工事は適切な現場の判断と、労働安全衛生規則の順守が大切です。
工事日程に追われてしまうことが多いですが、人命と安全性を優先して足場を完成させていきましょう。

 

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